2019/11/28 16:07

男子ばかりの平均年齢50後半のバッグメーカーは完全アウェイです。


体育会系が功を奏して怒鳴られるのも屁とも思わずオッチャンばかりの職場で過ごす日々を過ごしておりました。

基本、メンズ達は良くも悪くも私を大変可愛がってくれたので面白かった記憶が沢山残っています。



毎日のように太い束になった革が革屋さんから山のように運ばれ、えんやこらと担ぐのですがめっちゃ重い・・

背が縮みそうな重さの革を肩に担いで階段を上り下りしてました。

まさかそんな仕事をしているとは両親も夢には思っていなかったでしょう(笑)



私のメインの仕事は企画です。

サンプル氏さんに手書きのバッグの図面を渡し寸法通り、指示どうりにサンプル品を仕上げてもらう為に

バッグに必要な革・裏地・金具などを手配します。

今みたいにIllustratorを使ってなんてあり得ない昭和感がしっかり残る環境だったので手書きで図面を書きますが、

バッグ正面の反対側を描くときは紙を二つ折りにして窓にへばり付き透けて見える線を鉛筆で拾うと言う

今思い出しても「プッ」と笑ってしまう作業をしておりました。

こんな感じでちょいちょい「え?マジ?」的なエピソードが記憶に残っています。



時にできるかどうかわからない作りを相談しながらお願いし、出来上がったバッグを依頼先にチェックしてもらう等をしていました。

このサンプル氏さん物凄く腕の良い方で

まあ作れないものはないんじゃないかと言うくらい複雑なデザインも形にしてまう方でした。

しかも物凄いスピードで仕上げてしまうのでいつも次々とサンプルの用意をしなくては間に合わない状態でした。

無駄のない動き、スピード感、何より頭の中はどうなっているのか、、本当にカッコよかったです。



そんな尊敬に値するサンプル氏さんの部屋は色んなものがいっぱいで・・・

足の踏み場がない状態で・・・

絶対に新種の虫が住んでいると確信してしまうくらい凄かった・・・のです。

で、みんな部屋に行きたがらない(笑)

初めはどうして私ばかりがサンプル氏さんの所へ色々持って行かされるのか初めは????でしたが

なるほどです・・・・新種の虫が居そうな上に職人さんあるあるなのか「ザ・職人!」なのです。。

一言で言えば「難しい」のでした。

そしてめでたく私は自動的に部屋へ行く係となりました(笑)




Bag Sew&Paint

アンティークを楽しむ